2月に展示替えをして、福島秀子のグワッシュ、駒井哲郎の版画などが入れ替わりました。また、北代省三の写真版画が新たに展示されています。
実験工房の結成と同じ1951年に開館した鎌倉館。
同じ時代を生きてきた鎌倉館の建物で本展覧会を見られる機会をお見逃しなく、
ぜひ鎌倉館にお越しいただければと思います。
実験工房にまつわるコトバ解説>> Ⅱ.「実験工房の時代」 1951-1957 展示より
写真版画
一つは、薄紙に描いたデッサンをネガとして印画紙に密着焼き付けする、というフォトグラム的な手法によるもの。もう一つは、カメラで多重露出により撮られたネガを、それとはまた別のネガと重ねあわせて焼き付けるなど、イメージが服装的に干渉しあう状態を作り出し、印画紙上に定着させていくもの。
「風の模型―北代省三と実験工房」展(川崎市岡本太郎美術館、2003年)カタログより引用 大日方欣一「北代省三の写真」