2013年1月15日火曜日

2月3日 「ガラスの球体 モビールワークショップ」 

                                             

 

 
 
写真は、北代省三《シーラカンス》1953/1990年 鉄、真鍮、塗装 川崎市岡本太郎美術館蔵(photo:齋藤さだむ)です。
 
本展に、北代省三のモビールは、全部で6点出品されています。
 
 
さて、北代省三のモビールの揺らぎや、山口勝弘のヴィトリーヌで使われているガラスの透明感等、実験工房の造形の素材感を体験できるワークショップを企画しました。
 

参加者募集中の『ガラスの球体 モビールワークショップ』は、実験工房展を見てから、美術作家の鵜飼美紀さんと一緒に、ガラスの球体を使ってモビールを作ります。ガラスの球体のなかに何を入れるかを考えながら、気になる素材を探しに美術館の周辺を歩きまわったり、ひとりになって想像して作る時間を大切にします。作ることと鑑賞することの繰り返しで、気持も身体も満足な一日になります。ガラスの球体やモビールを作る素材などは美術館で用意します。

 
 
 
 

写真は、ガラスの球体に絵の具を入れてみたところ。    こんな球体を使います。
 
 
ワークショップ「ガラスの球体 モビールワークショップ」
 
◆日時:201323日(日)午前1030分-午後4
◆会場:神奈川県立近代美術館 鎌倉 ワーキングルーム
◆講師:鵜飼美紀(美術作家)
※定員:20名 (先着順)
※小学校高学年から大人までご参加いただけます。高校生以上の方は展覧会の観覧券が必要です。
※要申込、参加料600円(材料費、保険料等)←当日集めます。
 
お申し込み方法は、関連プログラムのページをご覧ください。
ご参加お待ちしています。

 

1月19日 ゲストトーク「実験工房の写真と映像」

 
 

19日に、実験工房の写真と映像について、ゲストによるギャラリー・トークがあります。

 

ゲストの大日方(おびなた)欣一氏は、武蔵野美術大学造形研究センターの大辻清司アーカイブに携わり、大辻の写真を専門に研究していらっしゃいます。
 
本展では「バレエ実験劇場」「月に憑かれたピエロ」「クロス・トーク/インターメディア」等の映像を監修していただきました。19日は、それらの映像や展示してある写真作品についてお話しいただきます。

 
写真は、構成:北代省三/撮影:大辻清司《APN(『アサヒグラフ』195348日号)のための構成》ゼラチンシルバープリント 個人蔵です。

 

大日方氏は、展覧会図録の中でも「影像から/影像へ―初期実験工房の探求」というタイトルで執筆されています。

 

 ゲストトーク 「実験工房の写真と映像」

 ◆日時:2013119日(土)午後2時-3

◆会場:神奈川県立近代美術館 鎌倉 展示室

◆講師:大日方欣一氏
   (フォトアーキビスト/武蔵野美術大学造形研究センター客員研究員)

 

お申し込みは不要で参加無料ですが、展覧会の観覧券が必要です。

ご来館をお待ちしています。

実験工房展が始まりました




 
 
実験工房展 が鎌倉館・鎌倉別館で始まりました。

鎌倉館の第1展示室、展覧会の最初に展示してある作品が、
山口勝弘《ヴィトリーヌ No.371953年 油彩、ガラス、合板 当館蔵です。

 

瀧口修造は、1952年に山口勝弘が考案した、モール(偏光)ガラスを応用した
箱型の抽象絵画を《ヴィトリーヌ》(飾窓)と命名しました。